果実堂は今年も【くまもと生協まつり】に参加させて頂きました。
会場は、人、ひと、ヒトの大賑わいで歩くのもやっとなほどの盛況ぶりです。
日頃、お客様と接する機会の少ない工場スタッフや大豆エナジーの研究員が勇気をもって催事に立ちました。
おかげさまで、10時に催事が始まり、14時30分にはベビーリーフ100パック、発芽大豆250パック、完売となりました。
あっという間の催事体験でしたが、生協のお客様に触れ合うことが出来て、これからのパッキング現場や研究現場に活かしてほしいと思います。
果実堂は、農業界ではきわめて例の少ない無担保社債(私募債)を発行しました。
おかげさまで2016年7月に資本提携しました大分銀行様に総額を引き受けていただくことになりました。
果実堂はベビーリーフ農場・工場の近代化に向けて設備投資を加速してまいります。
↓詳細はこちら「第4回無担保社債(私募債)の発行に関するお知らせ」
「来週、例の試験があるから頭が痛いわね」
「ふぅーーー、ブルーになるね」
営業推進部では年2回、お客様動向や青果販売に関わる試験が開催されます。
〈広川塾〉といわれるものです。この時期、主婦メンバーの愚痴が声高に聞こえてきます。
彼女たちはベンチャー企業のハードな営業の仕事を終えても、家ではお子様やご主人の世話が待ち受けています。
その合間を縫って試験勉強もしなければなりません。
(問題)
・大手商社とコンビニの提携動向を述べよ。
・代表的なキャベツの産地を挙げよ。
・台風の発生メカニズムを解説せよ。
試験の結果は合格どころかトップクラスの成績でした。
仕事、家庭、ベビーリーフを愛してくれている果実堂の主婦たちのパワーは底なしです。
「有機栽培のベビーリーフを普及させるためにはサイエンスの力で収量を向上させ、大規模栽培と機械化、効率化によって消費者の手の届く価格にしなければなりません」
創業期の決意を聞いてクリスマスのケーキよりも甘い考えだと嘲笑する農業関係者や銀行の方がたくさんおられました。
「いや、その考えは間違ってない」
一人だけ鋭い眼光で深く頷いてくれた方がおられました。当時、くまもと有機推進ネットワークを牽引されていた中島政敏事務局長様でした。
「果実堂の途方もない夢を応援しましょう」
それから10年、おかげさまで果実堂のベビーリーフの生産量は600トンを超え国内最大となりました。
今年も、中島局長様がご尽力された〈ゆうきフェスタ〉で果実堂の新人たちが声を張り上げて催事を行いました。