代表者挨拶

写真後列右から5番目が代表の井出剛

株式会社果実堂 代表取締役社長
井出 剛
Tsuyoshi Ide
1986年同志社大学法学部政治学科卒業
趣味:映画撮影(代表作「王女と蝶ネクタイ」※あそうだ映画祭ロケ賞受賞、「味気のない女」)
好きな食べ物:甘夏ドレッシングとベビーリーフと発芽大豆
尊敬する人:新島 襄、後藤 由起先生
苦手な時間:昼食の後が少々・・・

職歴

2005年4月
株式会社果実堂 設立
1997年5月
株式会社トランスジェニック 設立
※(株)トランスジェニックは、熊本大学医学部の技術資源の活用を目的として設立された産学官連携型のベンチャー企業。2002年12月に東証マザーズに株式公開し、熊本県で7年ぶりの上場企業。2003年12月代表取締役社長を退任。
1992年6月
株式会社パナファーム・ラボラトリーズ 嘱託社員
※(株)パナファーム・ラボラトリーズは、毒性学者の井出博之(実父)が1985年に創業した国内最大級の医薬品安全性受託研究機関。本社は宇土市。ジャパンエナジー、宇部興産、日本油脂、藤沢薬品工業等が出資し、現在は三菱化学が経営権を取得。

賞罰

2003年10月
「藍綬褒章」(新産業貢献) 受章
2002年10月
「新事業挑戦者表彰」 内閣総理大臣表彰受賞

代表者インタビュー

Q:
どうして果実堂を設立したのですか?
A:
もし日本の農業が予防医学やIT、大規模効率化、原価低減などの様々な異業種の技術と融合すれば付加価値の高い商品を生み出す成長産業になるのではないかと思いました。
Q:
でも、どうしてベビーリーフなのですか?
A:
予防医学の観点から機能性野菜を探していました。ベビーリーフは日本ではまだまだ知名度の低い野菜ですが、常時5~8種類の幼葉の組み合わせからなっています。幼葉は成葉と比べてはるかに栄養価が高く、おのおのミネラル量や抗酸化作用をきちんと解析することで「サラダ漢方」になるのではないかと思いました。
Q:
実際に農業をやってみて、どうでしたか?(理想をもつのは結構ですが、そんなに甘くなかったのではないでしょうか?)
A:
ぜんぜんうまくいきません。ベビーリーフの適作地はカリフォルニアや地中海沿岸のような乾燥地帯で、日本のように高温多湿のアジアモンスーン地帯は栽培に向かないのです。そのため当初は失敗の繰り返しでしたが栽培履歴をすべてデータ化して自社の研究所で要因を解析していきました。経験や勘に頼るのではなく、データとデータとを結び付けて収量が振るわない要因を見出していく作業に没頭しました。今では2万毛作以上のデータが蓄積していますが貴重な情報リソースとなっています
Q:
そこまでして自社栽培にこだわったのは何故ですか?
A:
果実堂はメーカーです。卸会社ではありません。常に軸足を農場において、農場を科学する場所、原価低減を実現する場所、そしてイノベーションを起こす場所にする必要がありました。
Q:
どれぐらい生産しているのですか?
A:
年600トン(2017年度予定)です。栽培面積69ha、ビニールハウス数は613棟になっています。耕作放棄地を積極活用しています。耕作放棄地が新産業を生み、雇用を生み、税収を生みます。既に日本では最大の生産量となっていますが、まったく需要に追い付いてないのが現状で、まずは年1,000トンの生産体制の確立を一里塚として目指したいと思います。パッキング工場では年2,000万パックの出荷を目指します。
Q:
新規事業も始めたとか?
A:
野菜の機能性を追求する事業として「発芽促進研究所」を設立しました。種子は多くの貯蔵物質を蓄えて何年も発芽のチャンスをじっと辛抱強く待っています。ですから、ひとたび発芽チャンスが到来すると種子内で爆発的な代謝活性化を生じて貯蔵物質は次々に有用物質に転換されていきます。我々は、その現象に着目して、発芽環境に独自の負荷(プレッシャー)をかけることでイソフラボンの二次代謝物の大量生産に成功しました。
Q:
うーーん。ちょっと難しいですね
A:
そうですか…。ならばこのホームページの<落合式ハイプレッシャー法>の欄を読んでくださいね。
Q:
最後に社名の由来を教えてください。ベビーリーフ会社なのに果実堂は変ではありませんか?
A:
変ではありません。果実堂はベンチャー企業です。これから多くの若者に飛び込んできてもらって自分の夢を、この会社で果実のように実らせてほしいと願いを込めて、この社名にしました。

MISSION〜短編映画〜

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