Ureshino Farm

果実堂は三重県を
第二のベビーリーフ栽培の拠点にします。

果実堂は2015年11月に、製油大手の辻製油株式会社(http://www.tsuji-seiyu.co.jp/)との合弁で「農業法人うれしの農園」を設立し、三重県松阪市嬉野で大規模ベビーリーフ栽培を行うことになりました。
果実堂が他県に本格的に進出するのは初めてです。
栽培面積は2ha、高瀬式14回転高機能ハウスが40棟、初年度生産量80トンの規模からのスタートですが、
今後、果実堂の第二の拠点にするべき農場面積10haまで拡大していく予定です。
関西、中部、東海地区のお客様に対応して参ります。

  • パッキング工場のスタッフ

    パッキング工場のスタッフ
  • 高瀬式14回転ハウス40棟

    高瀬式14回転ハウス40棟
  • パッキング工場ライン

    パッキング工場ライン

農業再生プロジェクト

辻製油様はCO2削減、環境に配慮した経営をめざして2008年より地域山林の間伐材の木質チップを利用したバイオマスボイラーを導入され、この熱源を利用して最先端オランダ型の大規模トマト栽培(うれし野アグリ株式会社 http://ureshinoagri.com/)を展開されています。
辻製油様のトマトと果実堂のベビーリーフ。今後両社で力を合わせて農業の振興と先端化に努めて参ります。

  • 農業再生プロジェクト
  • 農業再生プロジェクト
  • 農業再生プロジェクト

interview

  • 水村賢正

    2010年10月入社

    果実堂 栽培管理部うれしの農園統括リーダー
    水村賢正
  • 2014年1月入社

    果実堂 総務経理室 サブリーダー
    緒方美穂
    緒方美穂
緒方
うれしの農園設立の目的は何ですか?
水村
果実堂の農場の実に90%が熊本県に集中していました。熊本地震にも遭遇しましたが環境リスクを考えると早期に他県へのリスク分散を考える必要がありました。
緒方
でも、どうして三重県だったのですか?
水村
まず天候が穏やかでベビーリーフ栽培に適した農地を大規模に確保する必要がありました。良質な農地の確保は農事業ではマストな要件になりますが、辻製油様のご紹介で、うれしの地区にまとまった農地をお借りすることが出来ました。
また近年、果実堂では関西、中部、東海地方のお客様が増えていますが、熊本からの出荷は東京へは便利でも、上記の地区には飛行機やトラックでの輸送には時間とコストの面で問題を抱えていました。
三重県を拠点にすることで物流問題が一挙に解決しました。
緒方
うれしの農園の特徴を教えて下さい。
水村
ずばり大きな面積の農場が1箇所に集中していることです。移動する必要がなく、効率が飛躍的に向上しています。
加えて全てが高瀬式14回転ハウスですので環境制御にも優れベビーリーフ栽培14回転が可能になっています。新設されたパッキング工場は農場から移動時間が<僅か10分>の場所にあり、面積も広く最新機器を導入することが可能になりました。
緒方
最後に意気込みをお聞かせ下さい。
水村
これぞ日本の葉野菜の先端モデル農場といわれるように高付加価値のベビーリーフをサイエンス、省人化、大規模効率化をキーワードとして取り組んでいきたいと思っています。
水村賢正プロフィール

果実堂の栽培管理部うれしの農園統括リーダー(写真右)。
2016年の熊本地震で自宅が大きな損壊をするも自ら志願して、
うれしの農園に出向。

趣味はサイクリング。
休日は伊勢神宮や三井家発祥の地を訪問して三重県を猛勉中。
ボーナスが入れば松阪牛を食べたいとのこと。

水村賢正

  • 2016年11月1日初出荷

    2016年11月1日初出荷
  • ベビーリーフの刈取り

    ベビーリーフの刈取り
  • ベビーリーフ商品

    ベビーリーフ商品

company

うれしの農園

社名 うれしの農園株式会社
/Ureshino Farm Co., Ltd(農業法人)
事業内容 有機栽培ベビーリーフの大規模生産・販売
設立 2015年11月2日
資本金 4,000万円
株主 果実堂(75.0%)、辻製油(25.0%)
代表者
  • 代表取締役会長 辻 保彦
  • 代表取締役社長 高瀬 貴文
従業員 20名(パート含む)
住所 三重県松阪市嬉野新屋庄町 565-1
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果実堂 https://www.kajitsudo.com/