新着情報

台風の季節。<果実堂式>台風対策が発進します。

大型のノロノロ台風5号が日本列島を横断して農業界にも大きな傷痕を残しました。果実堂では、台風が発生すると気象担当者が2時間おきに全社向けに情況を発信します。それを受けて農場、工場、業務推進センター、営業、管理部がまるで脳内神経細胞のシナプスのように情報を伝達していきます。

お客様連絡ヨシ!社員の安全確保ヨシ!高瀬式ハウス点検ヨシ!熊本、三重、宮城農場対応ヨシ!本社工場の前倒し生産ヨシ!輸送ルート確認ヨシ!と、さまざまの部門から確認の声がリレーされ連帯感が増してきます。

自然の驚異は農業に携わる者の宿命ですが、それでも果実堂は台風に負けない農業を目指して参ります。

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前工程は神様です。本社スタッフが阿蘇の農場スタッフをサポートします。

厳夏期を迎えた標高700mの夏農場〈果実堂・阿蘇波野圃場〉ではグランドリーフの収穫が本格化しています。

この時期は毎年、中島工場長の「前工程は神様」の掛け声のもと、工場はもちろん、営業、事務部門の男性社員全員が立ち上がり、往復4時間をかけて新鮮なグランドリーフを本社パッキング工場まで運んでいます。
一方、女性社員は、毎朝、農場スタッフ全員分の水筒を準備しています。

「前工程は神様、後工程はお客様」。ここでもトヨタ生産方式の精神が活かされています。

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ポストイソフラボン。グリセオリンの効率生産に世界で初めて成功しました。

経済産業省戦略的基盤技術高度化支援事業(サポイン)の第3回定例会議で【グリセオリン】について中間報告がありました。

グリセオリンは落合式ハイプレッシャー法の特許技術で産生された大豆フィトアレキシンで、ポストイソフラボンとして注目されている汎用性の高い新規物質です。果実堂グループのベジタブル製薬が世界で初めて開発に成功しました。

報告会では京都大学河田照雄教授等からグリセオリンの機能性についての最新の研究結果についての報告がありました。

ベジタブル製薬はグリセオリンの効率工業化について事業化を進めて参ります。

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(写真左が京都大学 河田照雄教授、右が九州大学 松井利郎教授)

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高瀬式14回転ハウスの機能性が証明されました。

ベビーリーフの年14毛作を可能にした「高瀬式14回転高機能ハウス」は、先般の台風3号の熊本直撃および九州北部を襲った豪雨にも耐候性を発揮し、フル回転でベビーリーフを出荷し続けることが出来ました。

本ハウスは、果実堂の高瀬貴文取締役(技師長)が過去ベビーリーフ栽培2万毛作分のデータから導き出したアジアモンスーン気候にも対応できる低イニシャルコスト、低ランニングコスト、耐候性の高機能ハウスです。

国内の農業関係者に留まらず海外からも注目されています。

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台湾からの研修生が大奮闘中です。

台湾台中市に本社を置く興農様は、大規模農薬受託製造(GMP基準)から肥料、種子販売、化学品、給食、大型量販店(50店舗)などを展開する台湾証券取引所に上場する財閥です。

果実堂は5年前から技術提携しています。このたび興農様の農場関係者が果実堂のベビーリーフ農場、工場に研修に来られました。

許 翔湳さん「果実堂の5Sに基づくチームワーク力もしっかり学び作業を効率化できるよう勉強します」

(写真右から許 翔湳さん、黄 愷欣さん、莊 宗慈さん)

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