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果実堂の人、ひと、ヒト17『渡邉章宏サブリーダー(工場管理)』

ある晩、二次会の酒の席で、社員のひとりがポツリと言いました。
「あきちゃん(渡邉くん)がいなかったら、果実堂を辞めていたかもしれない・・・感謝している」
渡邉くんのまわりには、まるで暖かい陽差しを求めるように人が集まってきます。
不思議な笑顔、決して怒らない性格、第一級の聞き上手、そして勤勉。

12年前のこと。初めて借りる予定のビニールハウスから煙が出てました。事もあろうにハウス中央でたき火をしている青年がいました。
その青年は不思議な笑顔のまま救出され、そのまま面接もなく果実堂の社員になっていました。
やがて〈あきちゃん〉と命名されました。

果実堂グループの社員、パート総数は160名。しかし全員がいつも幸せとは限りません。
だから、あきちゃんは今日も悩みを抱えた社員の心を静かに癒してくれるのです。

(写真左から2番目が渡邉サブリーダー)

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(創業当時の渡邉サブリーダー(写真中央))

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果実堂の人、ひと、ヒト16『二宮珠美さん(和水開発)』

二宮珠美さんの起床は朝4時30分。家族の弁当づくりから始まります。「早起きは気持ちいいですよ」と元気に言います。

実家は熊本県三加和町の米農家。JA南関の窓口業務を経て、同じ三加和町(現和水町)の米農家に嫁ぎました。

2008年、果実堂が和水町に進出するとベビーリーフ栽培に従事することになりました。夏のハウス温度は40度以上、冬のハウス温度は-8度以下。過酷な現場のため果実堂では原則、女性の農場参加は禁止ですがお構いなしです。

それどころか活躍が目覚ましく、2015年には果実堂の表彰制度「アイラブウーマン賞」を受賞しました。

昨年には坐骨神経症になり周囲を心配させましたが、今はすっかり回復し、「自然に触れ合うことが一番の治療法ですね」と朗らかに語ってくれます。

ご主人は和水開発室の責任者の二宮農場長です。

(写真は2015年アイラブウーマン賞受賞)

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(写真は和水事務所の皆さん)

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果実堂の人、ひと、ヒト15『西田建一郎サブリーダー(業務推進)』

がっしりとした体格、キラキラと輝く大きな瞳、滴り落ちる大量の汗、そして少女のような優しい声。

派遣会社勤務時代は19社を渡り歩いた苦労人でもあります。

西田サブリーダーの任務は果実堂グループのIT環境の整備と管理です。業務はなんと365日間に渡ります。社員が帰宅して深い眠りについた時も彼の孤独な闘いは続いています。

彼の本領が遺憾なく発揮されたのは2016年4月、熊本地震が発生した時です。日頃からの地道な対応のおかげで震源地の益城町にも関わらず果実堂のネットワーク環境は無事に守り抜かれました。

まさに奇跡が起こったのです。

「たとえ未経験な技術であっても問題解決になりうる可能性があれば、相手が社長であろうと臆せずに提案します」と大きな瞳と優しい声で熱く語ります。

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果実堂の人、ひと、ヒト14『中村恵美子さん、深田邦子さん(工場管理)』

中村さんと深田さんは評判の美人姉妹です。

妹の深田さんは熊本地震に遭遇して仮設住宅から通っています。「雨が降るとすごい音がしますよ」と明るく笑われます。それでも震災直後は10年近く勤めた果実堂を辞めようと思いました。そんな時、姉の中村さんから「みんな、来ているよ、早く戻っておいで」と言われました。「復帰してみて、やっぱりみんなで仕事をするのが一番良いと思いました。果実堂が好きです」と深田さん。

一方、中村さんは「実はこの手触り(ベビーリーフをつかむ)が好き。長くお休みが続くと早く触りたくなります」「身体が続くなら70歳までやりたいですね」と言われます。

中村さんは妹に「感謝している」と言います。一方、深田さんも姉を「頼り甲斐がある」と言います。
今では果実堂のパッキング工場には、なくてはならない大きな存在のお二人です。

(写真1枚目:姉の中村恵美子さん、2枚目:妹の深田邦子さん)

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果実堂の人、ひと、ヒト13『中尾勝次郎リーダー(栽培管理)』

10年前の事です。突然、経営者がいなくなったベビーリーフ農場に痩せ細った長髪の若者がポツンと取り残されていました。

井出社長が近づいて栽培のことを聞いても「ちょっと、よーわからんです」しか返答がありません。社長までがベビーリーフ事業に参入してよいか、よーわからんようになりました。

ランチに誘うと、おかずよりもご飯ばかり食べていました。

まさか、その若者が農場の軍神となり、どんな厳しい局面でも大声を発して周囲を鼓舞し、大勢の部下を統率するリーダーまでに成長するとは思いもよりませんでした。

今では髪を切り、筋肉質の身体になり、周囲が羨むような美人な奥様を貰い、可愛いお子様を授かり、ご飯大盛りの愛妻弁当を持参し、社長のどんな質問にも瞬時に回答出来るまでになりました。

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