新着情報

果実堂の人、ひと、ヒト21『髙木翔真リーダー(栽培管理)』

最年少でリーダーになった髙木翔真くんは、三重、山梨、千葉、宮城そして台湾のベビーリーフ農場を巡回しては栽培指導を行っています。相手の多くが年上ですが、それでも怯まずに理路整然とカイゼン箇所を指摘していきます。

しかし10年前といえば・・・・・
髙木くんがはじめて果実堂に姿を現したときは茶髪にピアス、ど派手なTシャツ姿。何が気に入らないのかひと言も話さず周囲を鋭い眼光で睨み付けてました。
入社面接の席で社長の口から「論外」という言葉が飛び出すまで、わずか数秒でした。
ところが進出したばかりの熊本県北部の和水町のベビーリーフ農場が慢性的な人手不足だったため、いつの間にか研修社員となり、我流でトラクターに乗り始めました。誰も教えてないのに腕前は上々で黙々と暗くなるまでベビーリーフ栽培に没頭し始めました。
反抗的な態度は、自分の夢が見つからない、やる気のある若者特有の焦燥感だったのです。

やがて高瀬技師長(現取締役)が大分から指導に来ると栽培に関する科学的知識を本格的に身につけて、さらにベビーリーフ栽培に打ち込んでいきました。

気がつけば栽培管理部の最年少のリーダー。「あとはお嫁さんだけだね」とまわりが言うと、一瞬、昔のこわもての顔に戻り、睨み返すのでした。

190605-news-p1

(台湾の興農様にて。本人左から3番目)

190605-news-p2

(忘年会ではSMAPのキムタクを担当)

190605-news-p3