鹿児島銀行の松山澄寛頭取様が果実堂を訪問されました。鹿児島銀行様とのお付き合いは長く、果実堂がまだ経営的に未熟で四苦八苦していた頃から支援して頂きました。
農業に対しての深い知見と暖かいマインドをお持ちです。全国初となる銀行による農業法人「春一番」も設立されています。
おかげ様で果実堂は熊本地震に遭遇するも順調に成長することが出来ました。
(写真中央が鹿児島銀行 松山頭取様)
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標高700mの阿蘇山波野地区に果実堂の農場が展開しています。
グランドリーフの栽培をしています。
この阿蘇農場の立ち上げから参加してもらっている藤井リーダーに話を伺いました。
「はじめは九重連山の麓からスタートでした。今の波野に移ってから今年で9年目になります」
「2012年7月の九州北部豪雨では波野農場は壊滅的な打撃を被りましたが、
その経験から豪雨に強い農場とは何かを考えて様々な取り組みを行ってきました」
「阿蘇波野の8月の最高気温は32度、最低気温は18度です。この特徴を活かして益城本社農場との連携を図りたいと思います」
2014年7月、果実堂と阿蘇市は「農業振興及び地域の発展に関する相互協力協定書」を提携しました。
猛暑の中の頼もしい助っ人、阿蘇波野農場と藤井リーダーの活躍に期待したいですね。
(グランドリーフを栽培中の藤井孝二リーダー)
(阿蘇市の佐藤義興市長(右)からの激励)
(2012年九州北部豪雨直後の農場)
大豆エナジーでは常温レトルトタイプでなんと1年以上保存可能な豆腐の開発に成功しました。
Q:なぜ、そのように長期保存が可能なのでしょうか。
泉研究員:豆腐は長く保存しようと思って高温で処理すると形がバラバラになって崩れてしまいます。だから長期保存が難しい食材だと言われてきました。しかし落合式ハイプレッシャー法を用いた大豆では酵素が活性化し、分子量の小さなペプチドやアミノ酸の量が増えています。この結果、網目が非常に小さくなり離水しない構造へと変化し、高温で処理しても形が崩れません。特許を申請中です。
Q:この豆腐は、どのように市場で求められるのでしょうか。
泉研究員:例えばセントラルキッチンを持ち麻婆豆腐などの豆腐食材を提供している外食レストランやレトルト食品会社では有効利用できると思ってます。
大豆エナジーの豆腐はまず非常に美味しい、しかも長期保存が可能!。これから、いろんな市場で活用されることを期待したいですね。
熊本では8月中旬まで連日33~35度の猛暑日が続くとの予報がでました。
ハウス内温度は40度を超えます。
そこで果実堂の安全衛生委員会の中尾勝次郎委員長に対策を伺ってみました。
Q:厳しい暑さから社員を守るために、どんな対策を取られていますか?
A:特に農場で働く社員のために、毎朝の体調チェックやメールと掲示板での注意喚起など対策をとっています。
また、昼食後は休憩室で仮眠をしっかりとることも義務付けています。
本社の女性スタッフには農場社員のために冷たいスポーツドリンクを毎日用意して頂いてます。
Q:日頃から安全衛生委員会のメンバーはどんな活動をしているのでしょうか。
A:メンバーは農場、工場、管理、大豆エナジーの各部署から選任され全員で11名です。
猛暑期は当然ですが、台風や豪雨、濃霧、路面凍結の時にも注意喚起を行っています。
また各部署の危険箇所のカイゼンや通勤時の安全運転の徹底などを指導しています。
Q:社員に向けてひと言をお願いします。
A:果実堂は創立以来、<安全第一、利益第二>の精神で事故防止に取り組んでいます。
果実堂を<安全のある場所>にするためには社員の皆さまの協力が必要です。
是非ともわれわれの活動にご理解ください。
(安全衛生委員会の中尾委員長)